質問2
ノートをとるときのポイントってなんですか?
本日は、「ノートのとり方」について考えてみたいと思います。
「そんなの知ってるよ」「何をいまさら」と思う人もいるでしょう。
しかし、実際に「どんなふうにノートをとっている?」と聞くと、先生が黒板に書いたことだけを写して終わりという受験生が多いんです。
でも、それでは「よい」ノートのとり方とはいえません。
ここで考えてほしいのが、「書いたノートを誰が見返すか?」ということ。
もちろん、自分ですね。
では、あとから見返したとき、あなたは先生が黒板に書いたものだけで充分復習できますか?ここが非常に大事な点です。あとでノートを見返して理解できない場合、「ノートのとり方」に問題があります。
では、どうすればよいか?
授業では、黒板の文字のほかに口頭で説明される言葉があります。
この口頭で説明される言葉には、黒板に書かれなかった情報や必要な補足事項がたくさんあるはずです。これをいかにコンパクトにメモれるかということが、「よい」ノートに近づくための第一歩なのです。
つまり、「聞くこと」にも意識を向けるということが必要になってくるんですね。
実は、「よい」ノートのとり方のコツは、「書くこと」以上に「聞くこと」にあります。たまに、「板書を丁寧に」をモットーにし、時間をかけてノートをとる人がいますが、やめましょう。まとめる作業は、あとでいくらでもできます。授業の内容が初めて学習するものであればあるほど、「聞くこと」に集中しましょう!
そして、メモをとる際には、「その情報が自分にとって必要であるか」ということを考えてください。授業の内容は一定でも、そこから学び取る内容は一人ひとり違います。「メモをとる」というのは、まさにそれが反映される作業です。その結果できたノートこそ、あなた自身の学習をサポートしてくれる教材となるわけです。
ここまで読んでいただいたら分かると思いますが、「ノートのとり方」というのは実は簡単なようにみえて非常に難しいんです。
①「板書を写す」(注意:時間をかけない!)
②「授業を聞く」→「自分にとって必要なメモをとる」
②がきちんと身に付くと、必ず成績の向上につながりますので、ぜひ意識してみてください。
ここまでの質問は、日本史だけでなく、他教科にもかかわる内容だったように思います。では、この次の質問からは、具体的に「日本史」のポイントについてみていきたいと思います。それが分かると、「日本史」のノートをとるときに、より意識的にポイントをしぼったメモがとれるようになると思います。